たんぱく質とは?

たんぱく質って、なんだろう??

体の約20%は、たんぱく質でできていることを知っていますか?

そのため、私たちの体には欠かせない栄養素です。



🍳私たちの体の構成資本🧍

たんぱく質は、体の中で1gあたり約4kcalのエネルギーとなりますが、一番重要なことは、私たちの体のほとんどがたんぱく質でできているということです。筋肉や臓器、血液、皮膚、髪の毛、爪、体内のホルモン・酵素、免疫物質など、水分を除いた主成分はたんぱく質です。そのため、不足すると筋力の低下、肌や髪のトラブル、免疫機能の低下などを招きます。摂り過ぎると、合成と分解を繰り返すため、内臓に負担がかかりやすいと言われています。また、高カロリーのものが多いため、肥満につながる可能性もあります。

たんぱく質はアミノ酸に分解、吸収され、体に必要なたんぱく質に再合成されます。1日の摂取目標量は、1日の総エネルギー量の13~20%が理想です。

体を構成するアミノ酸は20種類あり、体内で合成されない必須アミノ酸と、合成される非必須アミノ酸に分かれます。必須アミノ酸は9種類あり、毎日の食事から必ず摂取する必要があります。



🍳たんぱく質を多く含む食品🍴

肉や魚、卵など、私たちが主菜として摂取しているもの、豆・豆製品、乳・乳製品などに多く含まれています。動物性たんぱく質(肉類、魚類、卵、乳・乳製品など)は、体内で利用、吸収されやすく、その多くは必須アミノ酸を含んでいます。一部の植物性たんぱく質(米、小麦、大豆など)には必須アミノ酸が不足しているものもあるため、複数のたんぱく質を組み合わせて両方をバランスよく摂取することが大切です。



【参考】

厚生労働省HP「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書-たんぱく質-

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html 2020年8月6日アクセス)