お仕事紹介【キッカ②】

印象に残った営業所の1日と便利な道具の紹介について


こんにちは!キッカです。

もう6月に入り夏がやってきましたね。気温が上がり暑い日々ですが、みなさん元気に過ごされていますか?私は暑がりなので、暑さにやられています、、、


現場での作業は暑さとの戦いでもありますが、今回は京都営業所でのお仕事の中で特に印象に残った1日と持っていて便利な道具についてご紹介したいと思います。

あれは5月の下旬。先輩に同行して食品工場に定期作業をしに行ったのですが、そこのトラップで黒い虫が捕獲されていました。


そうです。あいつです。


家でのんびりくつろいでいる時に目の前をその黒い虫が走っていこうものなら即座にバトルが始まってしまうアイツです。

もう頭の中にそのシルエットが浮かんでいるのではないでしょうか。はい、ヒトの宿敵であるゴキブリです。私ももちろんゴキブリは苦手なのですが、今回はそのゴキブリの生態について学んだことを書こうと思いますので、、、苦手な方はすみません、、、


私が学んだことは主にゴキブリの卵についてです。

ゴキブリの卵は「卵鞘(らんしょう)」と呼ばれる鞘(さや)に入っていて、形は俵型です。


そしてこの卵鞘の中に何十個もの卵が入っています。

また、ゴキブリの体長・色や1卵鞘中の卵数は大型と小型のもので変わります。

ゴキブリは多くの種類が記録されていますが、こちらではこのうち害虫として問題となっている種類について挙げたいと思います。

          成虫の体長、  色 1卵鞘中の卵数

クロゴキブリ    30 mm~40 mm、 黒褐色 22~28

ワモンゴキブリ   30 mm~40 mm、 茶褐色 13~18

チャバネゴキブリ  10 mm~15 mm、 黄褐色 18~50

参考:イカリ消毒株式会社 HP


卵鞘の中にはたくさんの卵が入っているんですねえ。


長々と卵鞘についての話に語ってしまいましたが、なぜ卵鞘の話が印象に残ったかというと、私はこの日までゴキブリの産卵方法について勘違いしていたんですね。

卵が何十個と入っている卵鞘の存在をしらず、1匹1匹ずつ産んでいるのだと思っていたんです。この事実を知り私の中で疑問だったある言葉が解決されました。


「ゴキブリは1匹いたら他にもたくさんいる」


この言葉を耳にしたことのある方は多いんじゃないでしょうか。

私は以前までこの言葉の意味は、ゴキブリの生息数を過大表現したアドバイスだと思っていました。

はい、思い違いでした。卵鞘という存在を知ったみなさんも、はっとされたかと思います。

この言葉の真意は、卵鞘という産卵形態と何十回と産む産卵回数からくる、ゴキブリの繁殖力のことだったのです。


また一つ知識を得ることができましたので、貴重な経験になりました!

ゴキブリが大量に捕獲されていたその現場にはゴキブリを誘引する薬剤をトラップにつけて設置し捕獲強化しました。今後本格的に駆除を行っていくのではないでしょうか。


次に、作業中持っていたら便利!な道具についてご紹介したいと思います。

それはグリップ付きの大きめのドライバー(プラス、マイナス)です。

ドライバーを腰ベルトにさして作業している方が多く見受けられ、初めて見たときに必要かな?と疑問に思いましたが、その印象は覆されました。


現場に同行する中で見つけた使い方が3つあります。

1. 排水溝を観察するためにふたを持ち上げることがあるのですが割と重量があり、そこでドライバーをふたの穴にさして引っかければ簡単にふたを開けることができます。有名なてこの原理ってやつですね。


2. 昆虫の発生源を探すときにニトリル手袋を持っていない場合、汚れ・ぬめり・粉溜まりを素手で触るのは少し気が引けますよね。そんなときにドライバーの先で取り、観察して虫がいるかどうか調べることができます。


3. もちろんドライバーとして使えます!機械の中に清掃不足がないかどうかを調べる際にネジを外して中を見ることができます。



まだまだ使い道があると思うのですが、とても役立ちます!私も買ってみようかなと検討中です。

ではこのあたりで印象に残った1日と持っていて便利な道具についてご紹介を終えたいと思います。ここまで読んでくださりありがとうございました!


今後も印象に残った出来事を紹介していけたらなと思っています。

ではでは失礼します。