お仕事紹介【キッカ⑨】

営業所の1日 「ランプ交換」


こんにちは、キッカです!

もう秋!と思ったらすぐ冬が来てしまいますね。衣替えが忙しいです、、


そして営業所で勤務できる期間も残り2週間となりました。時間が過ぎるのがはやい!

今回は食品を製造しているお客様の工場内に入り、捕虫器のランプ交換を行った日のお話をしようと思います。



まず捕虫器って?

捕虫器とは飛翔性の虫を捕獲する機械で、お客様の工場内の製造エリア、事務所、倉庫などに設置させていただいています。その捕虫器の中にはランプと捕虫紙をセットしているのですが、ランプの紫外線で虫を誘引し、誘引した虫を捕虫紙(両面に粘着力をもつテープ)で捕獲するという仕組みになっています。

(参考:オプトクリン7LEDオプトクリン7


ランプのお話へ

ランプの寿命は5,000時間(7カ月弱)となっているのですが、誘虫ランプは時間とともに誘虫力が減少していき、約6カ月使用するとランプの紫外放射維持率が約66%となります。ランプが点灯していたとしても、虫を捕獲する力が弱くなってしまうのです!

そのためランプ交換は最低でも6カ月に1回、推奨は4カ月1回の頻度を目安に行っています。

また、ランプはガラス製なのでもし地面に落下すると破損してガラス破片が飛び散るという危険性があるのですが、その点を対策した、飛散防止タイプのランプがあります。

この飛散防止タイプのランプは標準タイプに比べて、誘虫性を損なわないフッ素樹脂をランプに被膜した構造となっていて、耐久性も抜群で落下や衝撃によるガラス破片の飛散を防止する安心・安全設計になっています!

他にも、LEDランプ対応の捕虫器もありまして、こちらは点灯寿命が約20,000時間と長く、誘引力アップ!省エネ設計・飛散防止仕様!となっています。


と、ここまで標準タイプ、飛散防止タイプ、LEDタイプをご紹介しましたが、こちらのお客様の工場では飛散防止タイプを使用しています

もちろん標準タイプのランプよりお値段は高くなります。しかし破損した際に製品に混入する可能性を低減できるのは、お客様にとってもすごく安心して使用していただけるのではないかと思います!

それに私たち自身も飛散防止タイプのランプの方が安心して取り扱いできます!

なぜならランプを割ってしまうと大問題になるからです。もし食品などの製品を製造しているときに近くでランプを割ってしまうと、ガラス破片が飛び散って異物混入が起きます。さらにガラス破片は小さく見えないので、混入の可能性がある全ての製品を破棄しなければいけません。そうなるとお客様に多大な損害を与えることになってしまいます。例え単純に見える作業でも、起きうる危険に注意して行う必要がありますね!



前置きが長くなってしまいましたが、、

ランプの取り扱いに注意して、飛散防止タイプのランプを20本交換しに行ってきました!


先輩が脚立に乗ってランプの取り付けを行い、私は先輩から受け取ったランプを新しいものと交換するという体制で、ランプを交換しました。

このランプ交換の注意点ですが、

1. ランプは落下・衝撃に備えて専用のケースに入れて持ち運びます。

肩にかけて運ぶことができるのでとても便利です。最大25本入れることができます。

2. ランプを交換する間は捕虫器のランプは切っておきましょう!

電気が流れている状態でのランプの取り外しは感電の恐れがあり、危険です。

3. ランプを両手でしっかりと持ち、壁や機械にぶつけないように!

落下させる危険性が上がるので片手でランプを持ってはいけません。落下に加えて衝撃にも注意します。また、ランプは熱くなっている可能性があるので気を付けます。

4. 声掛けをしっかり!

ランプを受け取ったり渡したりする際に、「はい!」などと声掛けをしっかりします。無言で作業すると、2人の手の間でランプが落下するという事故が起きてしまうかもしれません。

5. 使用後のランプはわかるように!

新品と使用後のランプが混ざると後で判別がつかなくなってしまいます。私は使用後のランプに×と書いて見分けがつくようにしています。

以上に気を付けて作業を行いました。


落とさないから大丈夫!と慢心するのではなく、落としたりぶつけたりする可能性を常に念頭に置いておくことが大切ですね!

こちらのお客様の工場は先月に入らせていただいていたところなので迷うことなくスムーズに動くことができ、無事にランプの交換を終えることができました!



最後に

今回の作業に限らず、気を付けていても作業中にケガをしたり物を破損してしまったりすることはいつでも起こりうるので、今後も安全第一に気を付けていこうと思いました!


ではこのあたりで終わりたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!